社会の一員として必要なことを、いろいろな体験を通して学んでいきます。
人とのまじわり
核家族が増え、異年齢の人々とのつきあいが減り、人づきあいを上手にできない子どもが増えています。ガールスカウトでは小学1年~3年生、4~6年生、中学1~3年生、高校1~3年生と違う学年の少女たちが小グループになって活動し、互いに学び合います。

ガールスカウトの仲間は世界中にいます。
和歌山のガールスカウトは長年オーストラリアのNSW州のガールガイドとの交流を続けています。
ホームステイや交流を通じてグローバルなものの見方を身に付けます。

5団みなべ町商工会女将の会主催のハロウインでガールスカウトの広報とユニセフ募金活動をしました。
地域のイベントなどへも積極的に参加しています。
自然とともに
ガールスカウトでは野外活動を重視しています。現代の子どもに欠けている、生活者としての知恵や技を、自然の中での生活を通して体得していきます。
ハイキングやキャンプなどで、自然の中で暮らすテクニックを覚えるだけでなく、豊かな情操を養うと共に自然環境保護等へも関心を持ち、そのための行動も起こしています。

キャンプでは自分達でごはんも作ります。そのためにはまず「薪の用意」なたを使うとき、はじめはドキドキ。

自然の中での活動は、自然の豊かさや楽しさ、自然の恵みやおそろしさ、命の尊さ、人間よりも大きな自然の力を知るでしょう。

飯盒炊飯はキャンプの中でも時間のかかる活動。うまく火をつけるのが大変!でも自分達で作るごはんは最高。
自己開発
少女たちがそれぞれに与えられている能力を十分に発揮して「役立つ人」になっていくためには、自分には何ができるかを知り、その力を常にみがいていくことが必要です。いろいろな分野にわたる幅広いガールスカウト活動に参加することを通して、自分自身の能力を発見すると共に苦手なことにも挑戦し、「自分のできること」の範囲をひろげていきます。

中学生年代になると団の活動を超え、県連盟での活動も活発になります。様々な活動の中で、自分で考え、迷い物事を決定していく体験、うまくいかないことを自分で修正していく経験を重ねます。
自ら考え行動する力が養われます。

野外での活動は、仲間との連帯感や挑戦する意欲を高めます。
水鉄砲作りに挑戦です。

わたしにも出来るもん!包丁で野菜が切れた!糸と張りが使えた!ガールスカウトは出来る事が増える活動。自信がつきます。